2023年に東京で行われたリサイタルは鮮烈な演奏が大きな話題を呼び、その模様はNHKクラシック倶楽部でもオンエアされました。

スウェーデン人とポーランド人の両親を持ち、幼少期から非凡な音楽的才能を発揮したヤブロンスキー。わずか11歳でピアノソロリサイタルデビューを飾りました。その後イギリスに渡り、ウラディーミル・アシュケナージに見出されます。彼の指揮でロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団との共演CDを発表し、権威あるエディソン・クラシック音楽賞最優秀コンチェルトレコーディング賞に輝きます。同時に、フィラデルフィア管、ロンドンフィル、ベルリン・ドイツ交響楽団、フランス国立管弦楽団など、欧米の著名なオーケストラをはじめ、日本国内でもNHK交響楽団や東京フィルハーモニー交響楽団などとの共演を重ねました。

2021年5月には、20世紀初頭に活躍したアレクセイ・スタンチンスキー作品によるCDアルバムがドイツ・グラモフォンのエディター・チョイスに選出されるなど、現在でも最も目を離せないピアニストの一人であると言えます。

ヤブロンスキーさんの演奏は、YouTubeをはじめ各配信サイトで公開中です。2020年、21年と続けて発表された２作のアルバムは、彼の“いま”をひじょうによく伝えています。

スポティファイや、ウィーンフィルライブ配信で一躍注目を集めているクラシック専門ストリーミングIDAGIOでもストリーミング中。オススメです。

リストのパガニーニによる大練習曲より〈オクターブ〉

ドビュッシーの映像第一集から〈水の反映〉

ヤブロンスキーさんはSpotifyの認証アーティストです

北欧の名門レーベルオンディーヌからのリリース第一弾。スクリャービンのマズルカ集。ヤブロンスキーのいまを知るには絶好のアルバム。

最新アルバムは20世紀初頭、ロシアで活躍したアレクセイ・スタンチンスキー特集。26歳の若さで謎の死を遂げてしまった作曲家の特徴的な作品をセレクトしたたいへん珍しいCDですが、その魅力を深ーく伝えてきます。人気のクラシックストリーミングIDAGIOでも楽しめます。

ピアノの貴公子のいまを生で楽しむには...

次回の日本登場は

2024年5月予定

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2023年リサイタルプログラム

 

シマノフスキ

• 仮面劇 Op.34 よりドン・ファンのセレナード

ショパン：マズルカより

• 第2番 嬰ハ短調 Op.6-2
• 第15番 ハ長調 Op.24-2
• 第22番 嬰ト短調 Op.33-1
• 第34番 ハ長調 Op.56-2 

グラジナ・バツェヴィチ

• ピアノソナタ 第2番

 

ドビュッシー：24の前奏曲より

• 第1集第8曲 亜麻色の髪の乙女
• 第2集第5曲 ヒース

マルティン・スカフテ：24の前奏曲より 

• 第1集第7曲 Finding Memory Again
  

• 第2集第5曲 White Wind

 

ペーター・ヤブロンスキー

• バラード 第1番

ガーシュウィン＝ヤブロンスキー

• ラプソディー・イン・ブルー

2017年10月にはクリスチャン・リンドバーグ指揮ノルウェーのアークティックフィルハーモニー管弦楽団による日本公演ツアーにソリストとして登場。鮮烈なグリーグのピアノ協奏曲の演奏は各地で話題となった。

2015年リサイタルツアープログラム

 

ショパン

• ポロネーズ第1番 嬰ハ短調 Op. 26-1
• マズルカ第14番 ト短調 Op. 24-1
• 前奏曲第15番 変ニ長調「雨だれ」Op. 28-15
• ピアノソナタ第2番 変ロ短調「葬送」Op. 35

ドビュッシー

• 映像第1集
• 喜びの島

コープランド＝バーンスタイン

• エル・サロン・メヒコ

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